第65回町村議会議長全国大会が令和3年11月26日、岸田文雄内閣総理大臣など多くのご来賓をお迎えし、明治記念館において開催され、本県からは谷川真二会長、井上裕久副会長、戸田眞理子監事の3名(新型コロナウイルス感染症対策として人数を制限)が出席しました
鈴木君德副会長(山形県大蔵村議会議長)の開会のことばに続き、南雲正会長(新潟県湯沢町議会議長)が挨拶を述べました
次に、中城重則副会長(高知県中土佐町議会議長)が、大会の意義を鮮明にするため宣言文を読み上げ、会場は満場の拍手に包まれました
議事に移り、「新型コロナウイルス感染症対策に関する特別要望」など要望37件を大会に提案することを村井浩二理事(大阪府太子町議会議長)が説明し、これを満場一致で決定しました
採択された要望事項を踏まえ、町村議会の総意を結集し、当面する重要問題の解決を図るため、決議を行うこととし、寺本清春理事(三重県川越町議会議長)が案文を朗読提案し、これを満場一致で決定しました
また、緊急かつ重要な課題として解決を図る必要がある3つの案件については特別決議を行うこととし、「地方議会の位置付けを明確に規定する地方自治法の改正等の早期実現を求める特別決議」を荒川政義理事(山口県周防大島町議会議長)が、「新型コロナウイルス感染症対策に関する特別決議」を伊波篤理事(沖縄県読谷村議会議長)が、「東日本大震災等の大規模自然災害からの復興及び災害対策に関する特別決議」を渡部孝樹理事(北海道厚真町議会議長)が、それぞれ朗読提案し、これを満場一致で決定しました
仲澤太郎理事(群馬県上野村議会議長)が閉会のことばを述べて大会は盛会裏のうちに終了しました
大会終了後、早稲田大学公共経営大学院教授・片山善博氏による特別講演「演題:住民から信頼され、頼りがいのある町村議会となるには」が行われ、大会参加者は熱心に聴講しました